藤田医科大学とは
名古屋市と豊明市の境界に位置する藤田医科大学は昭和39年に名古屋大学の生化学教室に在籍された藤田啓介先生により創設されました。
徐々に発展を続け、現在では東海地方の貴重な医療系総合大学であり、大学病院は標榜科25科、病床数1,376床の日本でも有数の病床数を誇る病院です。
名鉄前後駅、名古屋市地下鉄徳重駅、高速鳴海インターができ、交通手段も充実してきました。これから益々発展する大学です。
眼科の歴史
1973年に藤田医科大学眼科学教室は開設され、名古屋大学馬嶋慶直助教授が主任教授として着任しました。
馬嶋教授は白内障手術である超音波乳化吸引術の普及に尽力し、作家・曽野綾子さん、長寿で話題となったきんさん、ぎんさんの白内障手術を執刀したことでも有名になりました。
1998年には、堀口正之教授が名古屋大学より着任しました。堀口教授は、網膜生理とともに広く眼内手術を行い、特に硝子体手術は、10年以上手術件数が全国一位となり、またTBSの「Super Doctor」にも出演し、全国から患者さんが受診されるようになりました。
2021年には伊藤逸毅教授が名古屋大学より着任し、眼科学の発展、地域医療への貢献に日々邁進しています。
眼科の現在
当科は、白内障手術、硝子体手術、角膜手術、緑内障手術など、広い範囲の臨床を行っています。年間3000件を超える手術件数をこなしています。国立大学が論文数、研究費獲得で評価されるのとは異なり、私立大学の医局は臨床で評価されます。
したがって、藤田医科大学眼科も臨床に軸足をおいており、最先端の手術を患者様に提供すること、多くの術者や臨床家を育てることがこの医局の目的であります。
臨床と研究
「明日から臨床に役立ち、患者さまにすぐ還元できる研究」が当教室のポリシーです。
当教室の臨床研究は、染色手術の創始、硝子体手術用広角顕微鏡の開発、あたらしい麻酔法の開発であり、染色手術、広角顕微鏡は現在でも世界中で用いられています。
あたらしい麻酔法は痛みが少なく、本邦で徐々に広がっています。
眼科の将来
これからも患者さんに最高の医療を提供し、眼科医療を発展させるため医局員一丸となって努力を続けて行きます。
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藤田医科大学 医学部 眼科学教室
〒470-1101 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
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