プログラムの目的
眼科疾患は小児から高齢者まで幅広い年齢層が対象で、内科的治療だけでなく外科的治療も必要とし、幅広い医療技能の習得が求められています。藤田医科大学眼科専門研修プログラムでは、以下の眼科医の育成を目指します。
  • 一般眼科学に精通し、専門性の高い眼科治療にも対応できる眼科医
  • 一般診療所の医師のみならず総合病院の眼科医としてやっていけるだけの必要かつ十分な技術を身につけ、将来地域で活躍できる眼科医
  • 診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じて科学的に思考できる眼科医
指導医と専門領域
専門研修基幹施設:藤田医科大学病院
(年間 内眼手術3885件、外眼手術58件、レーザー手術482件)
藤田医科大学病院では、幅広い分野の紹介患者があり、平成28年度の手術件数は、3993件(網膜硝子体1502件、白内障2288件、緑内障90件、角膜移植17件、その他 96件)と眼科専攻医が研修すべき、ほぼすべての手術を施行しています。
現在、教授と准教授以外のすべての医局員は3グループ(ABC)に分かれ、外来と病棟の診察を行っています。
専攻医はABCのグループをローテートします。指導医、専門医が属するグループでローテートしている期間中にその専門領域を研修します。
例えば、緑内障の指導医である医師はAグループに属しているので、緑内障症例は主にAグループで診療が行われ、専攻医はAグループに属するときに緑内障の研修を行います。白内障と網膜硝子体疾患は症例が多いため、属するグループに関係なく研修を行います。他科連携についても年間を通して研修します。
研修方法は、眼科病棟および外来をローテートします。各プログラムの疾患の基本について研修を行い、基本的検査、診断技術および処置を習得し、それぞれのプログラムの到達目標を目指します。毎週行っている症例カンファレンスにも参加します。新生児集中治療室での未熟児診療を含め、あらゆる全身疾患に関わる眼症状も研修します。またその中で、他科との連携委員を中心に、他科との連携についても研修します。学会報告や論文作成の機会も豊富にあります。
当院での研修期間中は、こうした活動の機会を得やすいよう配慮しています。
専門研修連携施設
Aグループ地域の中核病院
指導管理責任者1名以上が配置されており、年間手術件数500件以上
藤田医科大学坂文種報德會病院
(年間 内眼手術646件、外眼手術89件、レーザー手術148件)
名古屋第二赤十字病院
(年間 内眼手術1553件、外眼手術28件、レーザー手術400件)
Bグループ地域医療を担う病院
専門医1名以上
名城病院
(年間 内眼手術205件、外眼手術6件、レーザー手術94件)
豊川市民病院
(年間 内眼手術470件、外眼手術45件、レーザー手術125件)
関連施設
渥美病院(僻地医療)
研修開始時期と期間
令和5年4月1日
~令和9年3月31日
研修を行う専門研修連携施設および研修時期・期間は、専攻医ごとに適宜変更があります。
応募方法
  • 日本国の医師免許証を有する者
  • 医師臨床研修修了登録証を有する者(第98回以降の医師国家試験合格者について必要、平成30年3月31日までに臨床研修を修了する見込みの者を含む)
応募期間 詳細が決まり次第当ホームページにてご案内します。
選考方法 書類選考および面接により選考する。面接の日時・場所は別途通知します。
応募書類 申請書、履歴書、医師免許証の写し、臨床研修修了登録証の写しまたは修了見込証明書、 健康診断書
問い合わせ先および提出先
〒470-1192
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
藤田医科大学病院 眼科 田中 秀典
電話:0562-93-2097  Fax:0562-95-5177
Fax:0562-95-5177
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藤田医科大学 医学部 眼科学教室
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